Miyazima Hiroyoshi Furniture Studio
155　low table / brack kulumi / soap finish	L i s t Holly Wood Buddy furniture
ソープフィニッシュは、生地の木肌に近い状態なので、素材の個性がそのまま出る。 胡桃材は、淡い印象で仕上がった。驚いたのは、甘い感じではなくキリっとした鋭い印象になったことだ。 植物の緑色の色素を、オイルフィニッシュした木肌よりも強く感じ、色の変化を繊細に感じとれた。 天板は蟻ざんによる 端嵌（はしばめ）を施し反りにくくしてある。 世界中で古くからある木工の技。世界共通の伝統技法である。木の収縮を殺さず、反りを抑える。 もっとも、「木がどういう動きをしていくだろうか？」という見極めのうえでの技法である。 収縮と反りにいつも以上に対応したのは、冬場は「こたつ」になるからである。