今日は、ものすごく汗をかいた。3メーター材を取り回し、木取り作業をすると汗だくになる。
3メーター材をぐるぐる回転していると、いつも連想するのは、西遊記、そう孫悟空である。
汗だくになって、一心不乱に木取り作業をしていると、まるで大きな如意棒をぶん回している気がしてくるのだ。ゴールを目指すより、目の前の事に必死である。
如意棒は伸縮自在である。木も多少伸びたり縮んだりする。数パーセントであるが、、。
夕方から、納品に行く。丸いロウテーブル、ダイニング、イス、TVボード、チェストと納品車満載である。チェストを階段の吹き抜けから持上げ搬入する必要があったので、4人での納品となった。ある意味ひとつのけじめである納品、スタッフもいい顔になっていた。黙々と作業をし家具を作り、納品。僕らにとっては、そこはささやかながらにもハレ舞台。
打ち合せをし、デザインを提案、再度打ち合わせをし、製作図を作り、材料を仕入れ、木を加工し家具にする、オイルワックスで磨き馴染ませ完成する。そして写真に記録し、自分に記憶させる。
そしてお客さんのもとに届ける。帰り道、いろいろ考える。とにかく、とても良い気分になれる瞬間である。
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