休日を利用し静岡〜伊豆までお出かけ。新茶を摘みたく静岡に。なぜか僕まで茶摘み娘にコスプレ、、。「おいおい男は誰も変装してないんでないかい?」無理くりだー。とにかく気分点火!
伊豆では漆喰がみたく長八美術館へ。漆喰のコテ仕上げにわかっていたものの感動。僕はコテで押さえた、自然で微妙な艶がある感じがたまらなく好きである。わらを混ぜたりするのも確かにそういう雰囲気があるが、それよりも、コテで職人が押さえたあのひんやりとした堅さの大きな平面がとにかく好き。なにもない素な雰囲気がとにかく大好きである。太陽の光や影を見事に受け止めるキャンバスというか、、、。
期待以上に長八美術館のある松崎町は良かった。なぜか「世界の中心で愛を叫ぶ」のポスターがあった。「ここで撮影したのかい?」と映画を思い出す。海のある町だねえ、、。潮風文化。
それから、浜松市から天竜市に向かい秋野不矩美術館に。藤森照信さん設計の縄文建築団的仕事を拝見したく見学。というか、秋野不矩さんの絵がなんともやさしく奥深く、長い時間眺めてしまった。美術館の感想としては、確かに素材の魅力は感じた。僕としては、誰かが真剣にライフワークに取り組んで、生みだした物を見たり触ったり感じたりするのが好きである。僕にはない何かを教えてくれたりもするし、ある意味別の活力を与えてくれたりもする。
名古屋近辺では豊田市美術館がなかなか好きである。行くと良い時間を過ごせる。豊田市美術館を設計した谷口吉生さんは新しくなったニューヨークのMoMAモダン近代美術館も設計されている。いつか実物を眺めに出かけたい!写真じゃだめだよ、わからんよ。
そして工房に帰ってきて思う、やっぱりうちの家具はいいよ。でももっとがんばろう。
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