いろんなセールスマンが訪れるが、基本的に節約気分の僕は、必要と感じないものは、壊れない限り反応しない。
好きなものは別だけど。だから、簡単に壊れるものは好きじゃない。
で、今日はちょっと気になる事があった。
セールスマンのその人は、お風呂などのタイルメーカーの方であった。その内容は僕が、その業界ともつながりがあるのを知って必要以上のセールスなし。簡潔に終わり、その後である。
その人は木をまじまじと見て、懐かしい顔をしていた。「これ、何の木?」「クルミの木だけど、、」「大きい木だねえ」
製材した木材の木口(断面)を見て木の大きさを想像できるとはなかなかの者とみた。
「えっ?詳しいですねえ」「実は、和歌山県で、建材の材料屋をやってたんで」「5年前に、僕がつぶした、、、親父の代からでねえ、、。」
だから、詳しいのだ。その後、楽しそうにいろんな話しをしてくれた。すごく、うれしそうに、懐かしそうに。
その人が帰っていった後、僕はすごく寂しくなった。なんか、切ないやら、悔しいやら、、、。ちきしょーう。うー、がんばってやる。
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