だんだん格パーツが出来上がってきました。組み上げる前は少し緊張します。天板、底板、側板、中板、それぞれを連結させる桟木、そして裏板。
木取りから始り、角材にする木作り加工、ホゾ加工のためのスミ付け(特に大事)、そしてホゾ穴をあけ、ぴったり入るようにホゾを加工し、留加工や鏡板をはめ込むミゾをつく。それぞれの部材がそろったところで水ひきをする。水をひき乾かし、へこんだキズなんかをうかせ、そしてカンナをかける。その後、ペーパーをあて、再度、水引きをし、600番で仕上げる。小さな格部材を組み立て側板等が出来上がる。
だんだん作業スペースが小さくなっていく。家具が自分より大きいから大変である。一度組み立てるとそう簡単には、移動もままならない。基本的に独りで組み上げるので、至難の技である。失敗は許されない。
組み立て前はちょっとした儀式が必要である。気合いを入れるために。その儀式は掃除をして余計なものは視界から消す。すっきりとしたところで、たばこを一本。戦闘体制になる訳でこうすると僕の場合はうまくいくのでした。そう明日は戦闘だ! |